高台の避難所

写真:清優館からみた風景

お話:社会福祉法人 石巻祥心会 障害福祉サービス事業所 くじらのしっぽ
利用者 小川絢子さん(女性/当時29歳・知的障害)
管理者 阿部かよ子さん 職員:多田剛優さん
グループホーム くじらのしっぽ ひまわり 生活支援員 阿部安子さん

牡鹿半島の高台に建つ保健福祉センター「清優館」。その一角に「くじらのしっぽ」があります。

どちらかに避難場所を構えたんですか?

多田さん:今使っている作業室のところで、寝泊りなどの生活をしていたんですよね。避難してきた一般の方々は、清優館内の各部屋やホールを使っていて、分かれていたようです。
安子さん:最高時、ここ(清優館)は500人いたそうです。避難した人多かったよね。(一般の人も含めると)
(震災時、多田さんと、安子さんは別の事業所にいらっしゃったそう)

滞在期間はどのくらいこちらで避難していたのですか?

多田さん:夏くらいまでいた?
小川さん:はい。

体調を崩されたりとかは?

かよ子さん:体調崩すって言うよりは、メンタル面のほうが大変でしたね。ここも、ごらんのとおり高台の一つしかないので。いっぱい人来たよね。
小川さん:はい。
かよ子さん:ドア一枚出ると、知らない人たちがたくさんいて、いつもと違う環境だったよね。

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