モノ作りとさくらんぼ2

写真:回収部品

(注)さくらんぼは現在閉所しております。

お話:社会福祉法人 嶋福祉会 就労継続支援B型事業所 さくらんぼ
主任生活支援員(当時) 山崎雅博さん

仕事があった時は忙しいって言ってたのに、なくなってからはヒマだって言う(笑)
仕事があることのありがたさを知ったというか。改めて思ったんじゃないですか、やる事がある、ということを。仕事に対しての意識も違ってきたしね。慣れてくればまた言うことも変わってきたりはするけど、それってある意味、日常に戻りつつあるっていうことで、幸せなことだと思いますよ。

震災前は休みがちだった利用者さんもモノ作りになってから休まず来るようになったりして。沢山の注文来るようになって。飽きないように日々工夫していましたね。
震災後から現在に至るまでなんとか工賃アップにつなげてきた。震災前の仕事は未だに戻ってきていないしね。本当に一からやってきたっていう思いです。ここまで取り戻せたのも支援して下さった全国の多くの皆さまの温かな支援のおかげで…単純に人の力ってすごいなって思いました。
利用者さんだって、作業服がいる。手袋がいる。みんな流されてる訳ですから。買わないといけない。だから、そういう所って大事だなって思ったんですよね。生活に直結することじゃないですか、お金って。

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