避難所での困ったこと

写真:志津川高校校庭

お話:社会福祉法人 洗心会 生活介護事業所 のぞみ福祉作業所
職員 森伸也さん

最初に困ったのは食料です。あとは津波に飲まれて濡れているので、それで衰弱死じゃないですけど、そういうことが怖かったです。ストーブがあって、暖を取れて助かったなと思います。あれがなかったら違っていたんじゃないかな。
その他、利用者のひとりの方がトイレに行きたくなって。生物室の前が校庭で車もたくさんいて、する場所がなくて困っていて、体育館の裏のほうに場所を作っていただいた記憶がありますね。
だんだん女性陣もいきたくなってきて。教室にある、机やカーテンを使って、さらに校庭の車のライト消したりしてプライバシー確保しながらトイレを作りました。でも寒かったし、普段と違って人目につくので、もよおしたのに出なかったそうです。

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