利用者さんの変化

写真:発泡スチロール中間処理施設

お話:社会福祉法人 嶋福祉会 就労継続支援B型事業所 さくら学園
施設長(当時) 佐野篤さん

再開については待ち望んでいた方が多かったと思います。皆自分の我を出さないで我慢してくださいました。ああいうことをくぐりぬけた先の心持ちというのは、個人としても同志のような感覚が芽生えてきた感じがありました。同じ困難をくぐりぬけてきたわけですから。利用者さんの震災前と震災後の大きな変化はあまり感じないですね。淡々と同じような感じでおられるかな・・・。幸い、利用者さん方に、例えば精神的に心理面で何かトラウマになり、思い出して急に怖がるようなことがなかったので、そこは不幸中の幸いというか、良かったなと思っています。

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