尚子さんのコレカラ

お話:特定非営利活動法人 輝くなかまチャレンジド 共生型福祉施設 織音(旧:こころ・さをり)
利用者 尚子(しょうこ)さん(女性/当時38歳・機能障害による両上肢体幹不自由)
職員 熊井さん(会話の補助としてお話に参加していただきました)

「織音」に来る前は外に出るのを嫌がり、人との関わりを避けてきたという尚子(しょうこ)さん。しかし震災を経験して、尚子さんは大きく成長したといいます。

震災のあと、前と変わったなと思うことはありましたか?

尚子さん:んー、それほど感じないですね。

熊井さん:彼女は以前、普通のOLさんでした。25歳で血管の病気を患って。それから10年ほど経って、こちら(事業所)に来られるようになったんです。
 「織音」に来る前の10年は、誰とも会いたくないという感じだったそうです。でも、お友達がやっぱり出たほうがいいって言って、うち(織音)をすごく薦めてくれたようでした。いやいやここに来たみたいですけどね。

外に出るって事はすごい決心ですよね。

熊井さん:そうですよね。
 この震災がきっかけで、いろんな方が彼女にインタビューをしに来てくださいました。それで、人との関わりにも強くなったようです。写真などに写ってもぜんぜん平気のようで、変わられたのかなと思います。
 尚子さんのお父さんとお母さんも歳をとられてきたので、彼女には自立を後押ししています。ショートステイできるようにするなどの一歩を、今、踏み出そうとしている状態です。

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