自分たちの役割とは

写真:パンチングレザー製品「ショパンチ」

(注)みどり工房若林は2019年5月1より「みどり工房長町」に施設名称が変更となっております。

お話:特定非営利活動法人 みどり会 地域活動支援センター みどり工房若林
施設長 今野真理子さん(当時)

不動産屋には偏見を受けましたが、でも世の中の人って本当はとっても優しいのも一方で感じています。それは避難所にいて感じました。
皆さん、「障害とは?」って知らないだけで、例えば施設のスタッフが間に入って説明すると皆さんに普通に、「そうなんだー」と自然に受け止めてくれます。私たちは障害や病気のことを知識としてまだ知らない人に、つなぐコーディネーター的な役割もあるかと思います。
避難所生活でそれを体感しました。万が一の時にサポートを受けるためにも、利用者さんに障害があることを部屋の人に伝えてよいかをお聞きし、同意を得た上でお伝えしました。
薬を飲んでいるとき「あのお兄ちゃんどこが悪いの?」って聞かれたことがあります。気になっていたようです。「精神科にかかってて薬飲んでるんだよ」って答えると「そうは見えないね、わかんないね」って。
そういう風にうまく間に入ってお話すれば、安心感を持ってお互い、相手も知ろうとしてくれるんですよね。そして見守りまでして下さいました。それっていいですよね。相互理解ですね。知ることは大切。

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