災害弱者と福祉の現場1

写真:現さくらんぼ作業室

(注)さくらんぼは現在閉所しております。

お話:社会福祉法人 嶋福祉会 就労継続支援B型事業所 さくらんぼ
主任生活支援員(当時) 山崎雅博さん

災害弱者とは災害時要援護者ともいいますが、「自力での避難が困難な人。支援を要する人々。」当然避難してからも配慮が必要となるわけです。仮設に入る際は優先順位が高いと言われながらも避難所では居場所すらない。例えばトイレが多目的トイレじゃないと使えない利用者さんがいたりとか、障害持ってる方はここのスペースを優先的に使ってもいいですよとか、当時はそういった配慮はなく結局避難所ではない別の居場所を探したり、車の中に入るしかなくなったり。そうすると避難所以外では支援物資はもらえないとか…。堂々巡りになり、当時はそういった事がしんどかったです。

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