震災当時の様子

お話:特定非営利活動法人 きらら女川 所長 松原千晶さん

3月11日震災発生時はどんな状況でしたか。

この日は事業拡大のため、新拠点へ引越し作業をしていた日なんですね。午前中から引越しを開始していたので、ほぼ大きな荷物は運び終わったところでした。

その前の年に事業所を立ち上げ、障害者の福祉的就労の現場が無かった地域だったのであっという間に需要が膨らんできました。もう少し事業も町の中心部へ打って出ようと新拠点開設の計画を立てました。ほんとにドアを開けると目の前は海という沿岸部にあった「きらら女川」はこれまで利用者が作業していた場所も、引越し先の新拠点もその日のうちに津波で失いました。

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