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公開日:2014 年 6 月 30 日

『コンプライアンスセミナー』開催しました。

平成26年度の被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業の一環として、NPO法人日本セルプセンターと共催で標記セミナー等を開催致しました。

〜 生産活動を行っている業者はそれぞれ必ず守らなければならない事があります 〜

商品のコンプライアンス(法令遵守)については、食材の誤表示、産地偽造等企業の不祥事がマスコミでも話題となっており、世間の関心も高まっております。この問題については、障害者就労支援事業所も決して例外ではなく、違反を犯さないようリスク対策をしておく必要があります。その為にも、日々情報を収集し、体制を整えなければなりませんが、専門家でないと理解しにくい点があるのも確かです。
そこで今回は、特に重要と思われる事項について専門家から説明を受ける機会を提供し、関連法遵守のための取組みやリスク管理を促し、製品に対する社会的信頼性を高める事を目的として、「コンプライアンスセミナー」を開催致しました。
今回は、セミナーへの関心度もかなり高く、多くの事業所職員にご参加いただきました。
皆さん、長い講義にも関わらず、とても真剣な眼差しで聞いていらっしゃるのがとても印象的でした。
今回講師を務めて頂いた、株式会社消費経済研究所の高田様も、とてもわかりやすく具体的な例を挙げて頂きながらの講義をしていただき、とても感謝致します。
 


【コンプライアンスセミナー(食品)】
2014年6月25日(水) 10:00〜17:00
講師:株式会社消費経済研究所 高田かおり氏
・食品表示とは
・食品表示法の概要
・食品表示法のポイント
・栄養成分表示の義務化について
・食品表示法の最新情報
・食品表示法への対策
 
〜参加したみなさんの感想〜
・「食の安全」に厳しい目が向けられていると感じています。今までは、インターネットや関連書籍、
保健所への相談などで対応していました。今回受講し、表示ラベルについてもう一度確認と職員間の情報の共有が必要だと感じました。
・表示ラベルへの不安があり、勉強のために受講しました。また、法律の変わる部分についても知りたかった。今後は、原材料の表示の改善を行いたいと思います。
・食品表示法完全移行までに必要な事の確認の為に参加しました。今後、食品表示法の原材料表示及び消費期限が適正かどうか確認をしたいと思います。
・表示ラベルに対する知識があまりなく不安だったので参加しました。現在使用しているラベルは文字サイズが小さく、また、容器の資源再利用の表示が無いので、早急に改善しようと思いました。
 
 


【コンプライアンスセミナー(非食品)】
2014年6月26日(木) 10:00〜17:00
講師:株式会社消費経済研究所 高田かおり氏
・商品開発にあたって
・家庭用品品質表示法について
・家庭用品規制法について
・「特定芳香族アミン」について
・「特定芳香族アミン」の自主基準
・施設での「特定芳香族アミン」対応
〜参加したみなさんの感想〜
・昨年度、新製品開発を試みた際に、コンプライアンスの重要性を改めて認識しました。既存製品についても、確認する良い機会と考え参加しました。実際の製品をもとに、色々ご指摘いただき大変勉強になりました。すぐに改善出来る点は、明日から実行しようと思います。ありがとうございました。
・商品を販売する時の資材表示に疑問を持っていました。疑問のまま終わってしまう事への不安解消と、今後の商品開発時の注意点について知りたいと思い、参加しました。発ガン性のリスクの高い資材について、使用しているかどうか確認していきたい。利用者の健康にも関わる事なので気を付けたい。これからも、このようなセミナーに参加して、知識を深めて行きたいと思います。
・すべての商品の見直しを行おうと思いました。高田先生のお話がたいへん分かり易く参考になりました。今後の商品開発の際にはご相談させていただきたいと思います。
・自主製品を販売するにあたり、様々な基準や規制が増え、消費者の目線も厳しくなっている事から、製造・販売者として知識を得ておく必要があると思い参加しました。このセミナーでの情報を知っていなければ、商品開発をする際、確実に損をしてしまう事もあると思いました。思っていた以上に、販売するにあたっての規制が多く驚きました。職員間で必ずこの情報を共有し、自主的に学んでいかなければならないことだと思いました。
 
 
 
 
 
 

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