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第十九回被災障害者就労支援事業所連絡会議を開催しました。

この度、平成25年度被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業の一環として、『第十九回被災障害者就労支援事業所連絡会議』を12月18日(水)に開催しました。

この会議は、宮城県内で建屋の損壊等特に直接的被害が大きかった、若しくは沿岸部等、特に被害の大きかった地域に所在する生産活動を伴う事業所を対象として、情報交換による互いの状況把握と、それに関しての相談、アドバイスの場を設ける事で、新たな問題解決の糸口発見や協働での作業づくり等相乗効果が期待できると考え、震災の影響を強く受けている事業所の集まりを作る事で、何らかの支援をしたいと考えている法人や団体、有識者を迎え、作業の提案や商品販売ルート開拓、場合によっては事業所運営のヒントを得る事を目的としております。

第十九回目は、特別ゲストをお招きして『すぺしゃるせみなー 「福祉事業所+D(デザイン)」の力』を開催致しました!!

大変お忙しい中、12団体総勢17名の方にご参加いただきました。

 

【特別ゲスト&講師】

特定非営利活動法人サンフェイス 代表理事 久田亮平氏
特定非営利活動法人サンフェイス 事務局長 大巻久美氏
オットーデザインラボ株式会社 代表取締役 久田祐輝氏

まずはじめに、特定非営利活動法人サンフェイス 代表理事の久田亮平氏と事務局長の大巻久美氏からお話をいただきました。
大阪で数々の障がい者福祉サービスを手掛ける久田氏。中でも「SUNZO」の存在が全国から注目を浴びています。「SUNZO」とは福祉作業所で作られる商品の価値を高めて、世の中に発信する事を1つのビジネスモデルとして確立させ、福祉作業所で働く障がいを持った方の生活水準を上げる事を目指し、NPO法人サンフェイスとWEB制作会社ジールプラスとデザイン事務所オットーデザインラボの3社で合同に立ち上げたプロジェクトです。また、作業所と作業所、作業所とブランド、作業所とアーティストと数々のコラボレーションを生み出す「B.R.W」というプロジェクトチームも運営しています。

われわれの被災事業所連絡会議に参加している事業所のうち7事業所でも「SUNZO」のノベルティー用のマドラーの袋詰め作業をさせて頂いておりました。今回は、このお仕事を下さった方のお話という事もあり、参加した皆さんもとても楽しみにしていた様子でした。

・「SUNZO」ができるきっかけ

・福祉作業所の現状と課題

・福祉作業所あるある

など、軽快なトークでお話はどんどん盛り上がり、参加した皆さんもうなずきながら時には笑いながら真剣に聞き入っていました。

 

 

 

続いて、オットーデザインラボ株式会社 代表取締役の久田祐輝氏よりお話をいただきました。
「あなた(店舗や企業)が実現させたい目標を、あなたの情熱と共に、企画やデザインや社外ブレーンをフル活用して本気で実現します(もちろん予算に応じて)。たとえばお店だったら立ち上げから人気のお店になるまで、商品だったら開発から流通まで。アナログもデジタルもおりまぜて、実現のために最適な手段と、それを実行できるメンバーで。実現させたい目標と情熱があればたとえ予算がなくても(あったらうれしいけど)ぜひお気軽にご相談ください。」とやさしく語りかけるように話す久田氏。
今まで手掛けたお店や商品の写真を紹介しながら、たくさんの商品開発のヒントをお話下さいました。

 

皆さん、真剣です!!

セミナーが終わってからは、お話して下さった3人の前に長蛇の列。名刺交換を行い、セミナーの感想を伝え、自主商品を紹介し・・・etc・・・
そして、満足げな笑顔で帰られた参加者の皆さんを拝見し、今回のセミナーがとても有意義なものになった事に確信を持ちました。

お話下さった講師のみなさん、本当にありがとうございました。

 

次回の開催は、第二十回の開催予定は、1月23日(木) 13:30~ 場所:東松島コミュニティーセンター です。

 

【 参加予定】

宮城県内の障害者就労支援事業所

(特非)みやぎセルプ協働受注センター

詳しい内容についてのお問い合わせは、みやぎセルプ事務局(Tel:022-399-6299)までご連絡下さい。

ご興味がある企業の皆様からのお問い合わせもお待ちしております。